北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

事業収支計画を立てる時点で、所得税(デッドクロス)まで

考えた事業計画を立てることができれば、様々なリスクを

把握し、事前に対策を打つことができます。

4)長期計画を立てる(デッドクロスを踏まえた計画)とありますが、

これができればベストです。しかし、賃貸経営をしていても、

入居率や情勢、税制などの変化を予期することはとても

困難です。

全ての計画で、当初立てた計画から寸分の狂いもなく、事業を

遂行できれば誰も苦労しません。そこに予期せぬことが起きたり、

賃貸経営特有の経年に伴うリスクに頭を抱えるのです。

ですので、長期計画を立てられる際にも、賃貸経営をする上での

様々なリスク(空室や家賃下落、金利上昇など)を検討して

おくことが大切です。

その中で、どのような対策が立てられるか、ということが重要に

なります。無理な計画を立てるのではなく、最悪のシュミレーションの

中での対策を考えることです。

計画前ならびに計画段階で考えられることは、これまでに説明して

きたような内容です。

あとは、運営しながら様々な対策を考えること、他の資産との組み合わせ

にて対策を講じていくことが大切になります。