北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

・木造

木造アパートにおいては、目視が中心となります。

木造の部分的な鉄部に関しては、以前にご説明した

ものと同じです。周期は6年が目安となります。

建物本体については、瓦が割れていないかの確認が

必要です。瓦が割れていたり、また、その接着剤が劣化

していると雨漏れの原因になりかねません。

外壁については、材料によります。築30年以上の建物で

多いのが、塗り壁です。塗り壁の場合は、外壁面にクラック

(ひび割れ)が入っていないか、手で表面を触ったときに

色がついてこないか、などのチェックが必要です。

クラックがあると、これも水漏れの原因となる場合が多く

あります。

観点は変わりますが、木造アパートで問題になるのが、

耐震問題です。これは、劣化とともに増々危険な状態に

なってきます。

また、劣化以外にも目視でチェックするだけで、その危険性が

分かるポイントがありますので、ご紹介いたします。