北岡剛介のブログ 優良な資産継承物語

賃貸住宅の入居が難しいといわれてきた外国人の入居者ですが、

全国的に賃貸住宅の空室率上昇が叫ばれており、より幅広く入居者を確保する意味で、

見逃せないタ-ゲットとなってきました。

法務省によれば、2011年度末の外国人登録者数は207万8480人にのぼり、

留学や就労を目的に来日し、一定期間定住する外国人は

年間6万~7万人といわれています。

確実に増えている外国人入居者ですが、受け入れについては、文化や言葉遣いを心配し

不安に思っておられるオーナーさんも多いのではないでしょうか。

しかし、実際に外国人に部屋を貸す賃貸管理会社での間では「生活ルールについてきちんと

事前に説明しておけば、トラブルは防げる」という見方も増えています。

外国人の入居についてメリット・デメリットを知り、正しく判断することが、

今後のマンション経営の安定にも繋がってくるのではないでしょうか。

 

メリット

・     外国人留学生の入居受け入れを活用すれば空室のリスク分散になる。

・     紹介により、すぐに次の入居者が見つかりやすい。

 

デメリット

・     言葉や文化の違いでトラブルなどの対応が困難。

・     連帯保証人が立てづらい。

・     契約時に言われていない要望を言われることがある。

 

ここまで、外国人入居の受け入れに対するメリットとデメリットを書いてきましたが、

日本人でもマナーの悪い人はたくさんいますし、

全ての外国人がトラブルを起こすわけではありません。

ただ、やはり言葉や文化の違いはありますので、

ゆっくり話し、きちんと入居のルールについて理解してもらうことが

トラブル回避に繋がってくると思います。