経営の極意~リノベーション事例~ 2014年5月10日 10:16 AM
大阪府堺市北区百舌鳥西之町
1994年築
鉄筋コンクリート造
3階建て
3DK(55㎡)
65,000円(共益費など別)
の賃貸マンションで、家賃が下がってきているので、
家賃を上げることを考えたいと前向きに考えておられ
ました。そこで、リノベーションを提案しました。
3LDKから2LDKにチェンジして、20代後半から30代半ばの
共働きの新婚さんをターゲットに決めました。
結果的に、リノベーションした部屋は工事竣工3日前に決まり、
オーナーさまの要望にあった家賃は7,000円アップ。
今回のご提案のポイントは・・・
①家賃アップできるリノベーション
②所得税対策としてのリノベーション
の2つです。
家賃を上げるためのリノベーションとして、どこにお金をかけるか、
ということが大切になります。お金をかければいくらでも良いものは
つくれるのですが、それでは費用対効果が合わないです。
今回のお部屋は退去後の状態が大変ひどい状態であったために、
原状回復工事に+αで付加価値を付ける工事を行いました。
工事費用は105万円(原状回復工事70万円/リノベーション工事35万円)
です。これで家賃が7,000円アップできますので、グレードアップ工事に
対する利回りは約24%です。
それと、築20年ということで償却資産(経費)が減少し、所得税があがって
いる状態でした。基本的には表層でリノベーションしていきますので、
工事費の95%は経費計上でき、一括損金で落とすことができます。
約100万円が当年度で償却できますので、所得税対策にもつながります。